まとめ

木食年表

宮島潤子さんの『謎の石仏―作仏聖の足跡』巻末の略年表にそって、「作仏集団」としての弾誓派の系譜をみてみましょう。 1551 天文20 弾誓、尾張に出生(52年説有) 1559 永禄2 弾誓12歳、名を弾誓と改め、美濃国国府の塚尾の観音堂に参籠。念仏修行6年の後、…

弾誓派のお寺を探す

弾誓派関連のお寺、とくに浄発願寺の末寺について、参考になるサイトを集めてみました。石仏散歩 サイト運営者は東京在住の方だそうですが、石仏めぐりをされている中で木食僧に関心をもち、佐渡や信州などを訪れています。>41 それは佐渡から始まった―木食…

江戸幕府と木食一派

芝高輪の如来寺 田中圭一さんの著書『地蔵の島・木食の島』(2005年)では、次のように書かれています。 寛永十二年(1635年)、但唱は江戸高輪に大日堂を建立した。のちに帰命山如来寺大日堂といわれるものである。そして、翌寛永十三年には、信州伊那で制…

カッコイイ金剛力士・仁王尊

ライトアップされた「善光寺」仁王門 一部で信州一カッコイイと言われる、信州新町「長勝寺」 松本「牛伏寺」 落とし物ですよ。千曲「智識寺」 長野「長谷寺」 旧中条村(現・長野市)「正法寺」 炭化しちゃってる。長野「蓮台寺」 小川村「高山寺」 安曇野…

但唱上人メモ(2) 信州の但唱上人

もっと知りたい、但唱上人のこと。 須坂の奇妙山で木喰修行をして、亀倉の萬龍寺の千体仏や塩野の六地蔵石幢を作った但唱上人とはどのような方だったのでしょうか? 但唱 たんしょう コトバンク ?−1641 江戸時代前期の僧、仏師。 天台宗。弾誓(たんぜい)に…

北信濃十三仏霊場(総集編)

「十三仏参り」について 初七日から三十三回忌に至るまで、十三回の追善供養には、それぞれ諸仏、諸菩薩さまがお守り本尊として見守っておられます。そのお導きをいただいて真の成仏を願うのが「十三仏参り」であるといわれています。 北信濃十三仏霊場 長野…