十三仏
昨日のお話 14日は飯縄神社の里宮にお参りし、奥宮には西登山口から登りたかったので戸隠中社方面に向かいました。その途中の宝光社で飯縄神社の宮司を訪れ、これから奥宮に登るということでご朱印をいただきました。朱印代は奥宮の賽銭箱に入れるよう指示さ…
京都十三仏霊場のひとつ、右京区花園の「五位山 法金剛院」。花の寺として知られ、とりわけ蓮の名所として関西花の寺第十三番にもなっている。京都では数少ない律宗寺院の別格本山である。 私が会いたかったのは御本尊ではなく、四臂の十一面観音。お姿には…
姉は流行りの山ガール、母は昔の山ガール、私は山に興味なし。「飯縄山の登山道に十三石仏があるんだって!」という姉の言葉に騙されて登ってしまった、飯縄山。標高1,917m。地元の小学生が遠足で登る山と甘く見ていた私が馬鹿だった。どこが初心者向けの山…
「十三仏参り」について 初七日から三十三回忌に至るまで、十三回の追善供養には、それぞれ諸仏、諸菩薩さまがお守り本尊として見守っておられます。そのお導きをいただいて真の成仏を願うのが「十三仏参り」であるといわれています。 北信濃十三仏霊場 長野…
北信濃十三仏の掛け軸がかかっていたけど……文殊様はどこ? 文殊菩薩 正しい知慧と、正しい勇気と、正しい行動をお導き下さる仏さまです 。
長野市街から飯綱高原への入り口、ループ橋の左手にそびえる薬山の断崖絶壁に張り出すように建っているお堂。その名は「ブランド薬師」。参道入り口の鳥居には「八櫛神社」の額が掲げてある。薬師→やくし→八櫛。 正式名称は「八櫛神社」で、祭神は少彦名命(…
ご本尊は九体の阿弥陀如来「九品仏(くほんぶつ)」ですが、火事で救い出されたのは一体だけで、すすで黒くなってしまいました。こちらは収蔵庫に保管されています。鍵をあけて見せていただきました。 焼けてしまった八体の仏様は、新たに京都の仏師に作って…
阿閦如来がご本尊のお寺はめずらしいですよね。ご住職が「これも何かのご縁だから」とお経をあげてくださいました。ありがたや、ありがたや。 阿閦如来 どんな煩悩や苦しみにも、動揺しない境地にお導き下さる仏さまです。
勢至菩薩は阿弥陀如来の脇侍です。 勢至菩薩 観音さまが慈悲をもってお救いになられるのにたいして、知慧をもって済度下さる仏さまです。
煌びやかな厨子に、光り輝く観音様。 観世音菩薩 人間の心のいたみや歪みを観じとられて、その人、相応にお救い下さる仏さまです。
須坂米子のお不動さん。さすが「不動寺」とあって不動明王が大勢いらっしゃいます。 よく見る不動明王。 たまにいそうな、素朴なお不動さま。 これはまずない、鼻タレ不動。 手のひらサイズのお不動さま。 不動明王 人間は、いろいろの醜い心をもち、いけな…
波紋が美しい「清涼寺式釈迦如来像」。信州ではここにしかないそうです。 釈迦如来 人間をはじめ、生きとし生ける凡ての生物に、慈しみの心をそそぎ、人間の正しい生き方をお示しになる仏さまです。
小布施町「雁田のお薬師さん」はどんな病にも効くそうな。もちろん「恋の病」も例外ではない。 「嫁が欲しけりゃ雁田へござれ、雁田薬師は妻ごい薬師」 とうたわれ、縁結びのご利益もあるそうな。 こちらの薬師堂は室町時代初期の応永十五年(1408)建立、「…
酒呑弥勒の伝説。 松代の民話酒飲み弥勒さん−お小僧に化けて酒を買いに− こがらしの吹くある日の夕方、中町の酒屋へ「明徳寺です。お酒を一升ください。」とひとりのお小僧がやってきました。「うちの和尚さんとってもお酒好きなんです。」そして毎晩毎晩や…
ご本尊の千手観音は重要文化財で収蔵庫におられます。その隣に立つお地蔵さまともども写真撮影禁止です。金箔をケチったのか、モザイク状に貼られていました。 地蔵菩薩 大地は花を咲かせ実を結ばせます。人間や自然の能力を精一杯ひきだして下さる仏さまで…
普賢と文殊はお釈迦様の脇侍です。 普賢菩薩 延命をお守り下さる仏さまです。いのちの輝きと、生命の尊厳をお示し下さいます。
名札によると、この子が虚空蔵さんだそうです。 天女、舞ってます。 虚空蔵菩薩 虚空は、なにものにも打ち破られないし、蔵は凡ての人々に利益や安楽を与えられる、そのような力をお授け下さる仏さまです。
堂々とした大日如来様。 大日如来 太陽はまんべんなく照らすように、凡ての人間に差別なく慈悲を与えられる仏さまです。