石仏
嵯峨鳥居本 天台宗 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ) 「おこしやす愛宕寺へ」満面の笑みでお出迎え。 カッコイイじゃん、仁王様。 風神雷神も入口を守っています。 門をくぐると羅漢さんたちがいっぱい! 当寺の復興のため昭和56年から10年間、1,200人の一般…
宮島名物の焼きアナゴ 大きな生カキ 宮島ロープウェーで弥山(みせん)山頂を目指します。 山全体がご神体で、見所はいろいろありますが、左のほうだけちょこっと見て回ります。 1つ目のロープウェーはもみじ谷の上を登っていきます。2つ目のロープウェーか…
鉱山の町の校庭跡地より、車両通行禁止の林道を通って奇妙山平に向かいます。 アサギマダラ やっと羽を開いてくれました。 キツリフネ センジュガンピ 奇妙滝の沢のようです。岩が硫黄を含むとこんな色になっちゃうんですね。 奇妙滝に行く道は落石危険で入…
米子の滝に向かって車を走らせていたのですが、大笹街道から亀倉に入ったあたりで、ばしゃばしゃと音を立てて雨が降ってきました。どうしよう……。交差点で悩む私たちを、通りがかりのおじさんが後押ししてくれました。「行けるところまで行ってみて、ダメだ…
信州青木村に国宝が存在する。誰もが振り向かずにはいられないほど美しい "見返りの塔" といわれる三重塔である。 三重塔は鎌倉幕府が滅亡した正慶2年(1333)に建立。寺自体は歴史が深く、奈良時代前期の大宝年間(701-704)に東山道がこの地に開通したのに…
岩海岸。 源頼朝船出の浜 石橋山の合戦 治承4年(1180年)に敗れた源頼朝は、箱根山中やしとどの窟(いわや)などに難をのがれ、謡坂を経てこの海岸から房州(千葉県)に向かって船出し、虎口を脱したと伝えられています。 船出に協力した村民たちの鮫追船(…
真鶴駅前より、1時間に1本しかない「岩」行きのバスで、旧岩村に向かいます。「如来寺跡に行きたいんですけど、どのバス停ですか?」と聞きましたが、若い運転手さんは如来寺を知りません。運転手さんが「如来寺をご存知の方、いらっしゃいますか?」と客に…
虫倉山の西側、小川村の薬師洞窟に向かいます。 観世音供養塔 「薬師嶽霊場入口」ほか看板がたくさんあります。 「熊出没注意」は気になりますが、15分で行けるようなのでもうひとふんばり。 薬師洞窟 ここから500メートル、虫倉山薬師尾根に洞窟があり、薬…
「龍安寺」と「仁和寺」という世界遺産の間で、隠れ蓑を被っている寺「五智山 蓮華寺」(真言宗御室派 別格本山)。そこいらのガイドブックにゃ載ってないマイナーな寺だけど、私たちの京都の旅、第一の目的であったりする。(私の第一の目的は伏見の「石峰寺…
バスで嵯峨に向かう。知る人ぞ知る隠れた名所、いや、地元の民と石仏マニアぐらいしか知らないであろう広沢池。(上記の写真は川辺の鳥の成る木) 水がない!? 干上がっている。どうしたことか。 「広沢池」 この池は宇多天皇の孫に当たる寛朝僧正が平安時…
そして、電車に乗って今回の旅の一番の目的「石峰寺」へ「若冲の五百羅漢」に会いに行く。京阪本線「深草」駅下車、徒歩五分。「伏見稲荷」の次の駅。 長〜い石段を登りチャイニーズな門を潜り抜けると、そこは若冲ワールド! 石峰寺 百丈山(ひゃくじょうざ…
十月中旬の志賀高原はすっかり秋色に染まっていた。紅葉狩りの人々やアマチュアカメラマン達が、一足早く色付いたこの地に集っていた。だが私達の目指していたものは「峠の三十三観音」。 先ず観光協会に行き「朱印帳」を購入。巡拝コースの地図と全ての石仏…
はるばると くもいにちかき やまにくる おさなごころに ちちぞこいしき 石堂丸 刈萱上人(かるかやしょうにん)を知っていますか。浄瑠璃の演目にもなった刈萱上人父と子の物語。浄瑠璃は見たことがないのですが、「絵解き」という形で今でも受け継がれてい…
観音堂の裏山に「ちびっこいこいの森公園」があり、その山頂に三十三観音が四角く囲まれている。 観音山石造三十三観音像 明治24年(1891)当時の観音堂住職普山良寿和尚が発起人となり、豊野を中心とした有志により建立されたものである。観世音菩薩が人々…
北国街道東脇往還(松代道)神代宿は今の長野市豊野周辺。2005年の市町村合併で豊野町は長野市に編入した。この季節、色づき始めた林檎と、血色に染まる彼岸花が至る所に咲き誇る。JR豊野駅から車で5分ほどの所にある観音山中腹に、観音堂、大日堂、太子堂な…
善光寺宿から牟礼宿に向かう北国街道のちょうど中間辺り、田子池の少し手前に地蔵院への参道入り口がある。車一台分の細い坂道の所々に石仏・石碑が並んでいる。普通の民家の道端にあっちにもこっちにも。 ほら、こんな感じに。 ひときわ大きなお地蔵様と百…
長野市の三登山の東、北国街道沿いの田子池のそばに観音山という丘があります。住宅地図にも載っていないような小さな公園で、坂を登ると草がわさわさ生えた広場になっています。ぶらんこの右手奥に進んでまた一段上がると、小さな石塔を囲むように石仏が並…
霧の中の山道をうねうねと100km近くは走ったでしょうか。目的地にはたどり着けず、お蕎麦も食べられず、私たち、一体何をしているのかしら……。そんなときに破れ笠のお地蔵さんが現れました。 四隅の地蔵 萬龍寺領の四隅に安置された地蔵尊で、萬龍寺を開山し…
「おいしいお蕎麦屋さんがあるんですって」ということで、うろ覚えの店名をネットで検索して探しました。ところが、見つかったのは「休業中」の看板。近くのコンビニで聞いたところ、1年前から休業しているそうです。そこで、別のお蕎麦屋さんを紹介してもら…
姉は流行りの山ガール、母は昔の山ガール、私は山に興味なし。「飯縄山の登山道に十三石仏があるんだって!」という姉の言葉に騙されて登ってしまった、飯縄山。標高1,917m。地元の小学生が遠足で登る山と甘く見ていた私が馬鹿だった。どこが初心者向けの山…
帰り道、来るときにみつけられなかった切久保の観音原を探してみました。ここも人に聞かなければわからない場所ですね。切久保諏訪神社を背に左へ行きます。別荘地の看板のところに駐車場があり、その向こうに観音原が広がっていました。 四角い草っ原を囲ん…
前山百体観音は栂池のふもとにあります。ロープウェイ乗り場で地図をもらいました。アルプス通りを下って、松沢口のバス停を左へ。舗装していない農道ですが、これが昔の千国街道「塩の道」です。抜けると牛方宿に行けるようですが、車は進入禁止なので歩い…
冥界の主神、閻魔大王(えんまだいおう)と、三途の川岸で亡者の衣類を剥ぎ取り罪の重さを計る奪衣婆(だつえば)。閻魔大王と共に審判を受け持つ十王たち。 「地蔵と閻魔は一(いつ)」と言われるように、閻魔大王は地蔵菩薩の化身であり、共に本地は阿弥陀…
「世界中を歩いたが、こんな面白いのは初めてだよ、君。」 昭和49年、 ”芸術は爆発だ!”の岡本太郎氏が絶賛した「万治の石仏」。 JR下諏訪駅を降りると、改札口に石仏の張りぼては鎮座していた。 観光協会の心意気を感じさせる。御柱祭で有名な諏訪大社。そ…
これまでにご紹介した閻魔と奪衣婆、十王をまとめてみました。 小諸市・布引山釈尊寺 長野市豊野の宝蔵院 この奪衣婆、猫…だよね…。 伊那市西箕輪の仲仙寺 ウキッ?! 奪衣婆…だよね…。 戸倉上山田 石仏だと愛らしいかも。 上田市・信濃国分寺 上田市・別所…
大湯薬師堂 境内に十王尊堂があります。 チチのタテジワ 満願寺 ハリのある巨乳の奪衣婆。
「はるばると 登り向かえば 仲仙寺 いつも絶えせぬ 松風の音」 伊那市西箕輪の仲仙寺。こちらのご本尊は六十年に一度の御開帳。次回は2032年の予定。と言われてもそんなに待てやしない。とりあえず写真だけ。 観音堂 仁王門、山門、十王堂、地蔵堂、観音堂、…
「望月の 御牧の駒は 寒からじ 布引山の 北と思えば」 「牛に引かれて善光寺参り」という言葉を知っていますか? ゴールは長野の善光寺だけど、スタート地点はどこかしら? それがここ、小諸の布引山釈尊寺(布引観音)です。不信心な老婆が白布を晒している…
奪衣婆。石仏だと愛らしいかも。
霊が諍(いさ)める山と書いて、霊諍山(れいじょうさん)。 長野県千曲市八幡(旧更埴市)に豪壮な石垣を持つ大雲寺という禅宗の寺がある。目の前には広大な蓮池。私の行った7月中旬は、蕾をほころばせ、この世知辛い現世に穢れなき花を咲かせようとしてい…