新宿山ノ手七福神(2) 永福寺(福禄寿)

大久保山永福寺 さきみつる はなはきんぎん ふくろくじゅ つるまひおりん そのの志つかさ 永福寺は抜弁天の交差点にあるお寺です。福禄寿はもともとこのお寺にあったものではありませんでした。 嘉永年間(1848-1854)、豊玉村の植木屋である鈴木源蔵が、信…

新宿山ノ手七福神 太宗寺(布袋和尚)

浄土宗 霞関山太宗寺(たいそうじ) 新宿2丁目にある太宗寺は、慶長年間初頭の1596年頃に僧太宗の開いた草庵を前身とし、のちの信州高遠藩主内藤家の菩提寺として発展した寺院です。 銅造地蔵菩薩坐像(東京都指定有形文化財) 江戸時代に、江戸の出入り口6…

鎌倉寺社めぐり(7)瑞泉寺から鶴岡八幡宮へ

谷の奥の瑞泉寺から、西の鶴丘八幡宮を目指します。 途中、「永福寺(ようふくじ)跡」(国指定史跡)がありました。広さが9万平方メートルもあり、源頼朝が奥州・藤原一族を征討した後、平泉中尊寺の二階大堂(大長寿院)を模して建てた寺といわれています…

鎌倉寺めぐり(6)瑞泉寺

臨済宗円覚寺派 錦屏山(きんぺいざん)瑞泉寺嘉暦2年(1327年)建立の鎌倉公方足利家の菩提所で、開山は夢窓国師。 夢窓国師(1275〜1351年)は円覚寺開山仏光国師の孫弟子で、鎌倉時代から南北朝時代に円覚寺、南禅寺、浄智寺など五山の住職に就かれること…

鎌倉寺めぐり(5)鎌倉アルプス

朝8時に北鎌倉駅を出発して、円覚寺、東慶寺、明月院、建長寺とめぐってきました。午後は建長寺の半僧坊から鎌倉アルプスを経由して瑞泉寺まで歩きます。 【参考資料】鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)|山ガールのための山歩きガイド 勝上献展望台145m…

鎌倉寺めぐり(4)建長寺

臨済宗建長寺派大本山 巨福山建長寺 建長5年(1253年)創建、本尊は地蔵菩薩、開基は鎌倉幕府第5代執権北条時頼、開山は南宋の禅僧蘭渓道隆。鎌倉五山の第一位。 ご朱印をいただいたときに挟まれていた紙に縁起が書いてありました。 仁治2年(1241年)の夏、…

鎌倉寺めぐり(3)明月院

臨済宗建長寺派 福源山明月院 本尊は聖観世音菩薩。「あじさい寺」として有名です。 永暦元年(1160)、この地の武将で平治の乱で戦死した山内俊通の菩提供養のために、子の経俊によって創建。 康元元年(1256)、鎌倉幕府第五代執権北条時頼公によって「最…

鎌倉寺めぐり(2)東慶寺

臨済宗円覚寺派 松岡山東慶寺 弘安8年(1285)、北条時宗夫人の覚山志道尼が開創。女人救済の寺として、明治に至るまで約600年間、縁切り寺法を守ってきました。明治4年(1871)廃仏毀釈により寺法は廃止となり、明治35年(1902)尼寺としての歴史に幕を閉…

鎌倉寺めぐり(1)円覚寺

臨済宗円覚寺派本山 瑞鹿山円覚寺(えんがくじ) 円覚寺は鎌倉時代後期の弘安5年(1282年)、北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建されました。 「瑞鹿山ずいろくさん(めでたい鹿のおやま)」は、仏殿開堂落慶の折、開山・無学祖元禅師の法話を聞こ…

京都泉山七福神巡り

京都泉山七福神巡り 京都東山泉涌寺を中心に塔頭寺院・他を数々巡り七福神を集めます。 福禄寿 即成院 まずは、阿弥陀如来と二十五菩薩がいらっしゃる即成院。那須与一の御廟があります。 福禄寿は本堂右手のその奥に。よく見えません。 地蔵堂の導延命地蔵…

夜の高台寺

京都東山 臨済宗建仁寺派 鷲峰山高台寺 正しくは高台寿聖禅寺 豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の北政所(ねね、出家して高台院湖月尼と号す)が慶長11年(1606)に開創したお寺です。 秋の特別公開及びライトアップ「百鬼夜行プロジェクションマ…

東山路傍の触れ仏

東山路傍の触れ仏 『「触れ仏」「さわり仏」「癒し仏」などと呼ばれ、愛されてきた仏様や仏具に触れ、御利益を受けてみませんか。』 触れ仏マップというものを手に入れたので回ってみることにしました。 『 -仏様のさわり方- 仏様は右手もしくは両手で触れ…

夜の東寺

永観堂

浄土宗西山禅林寺派 総本山 永観堂 禅林寺 見返り阿弥陀と永観律師 永保2年(1082)2月15日早朝。阿弥陀堂で一人、夜を徹して念仏行に励んでいる僧侶がいた。その名は永観(ようかん)。東の空がしらじらとし始めた頃、ふっと緊張が解けた一瞬、永観は息をの…

南禅寺

南禅寺のお茶券

東山・金地院

鶴亀庭園。中央が亀さんです。 手作り感たっぷりの案内図。長谷川等伯のお猿さんがここにもいるんだ。 池にゃ鯉

夜の清水寺

生田神社

嵐山・天龍寺

夜の嵐山・宝厳院

嵯峨鳥居本 愛宕念仏寺

嵯峨鳥居本 天台宗 愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ) 「おこしやす愛宕寺へ」満面の笑みでお出迎え。 カッコイイじゃん、仁王様。 風神雷神も入口を守っています。 門をくぐると羅漢さんたちがいっぱい! 当寺の復興のため昭和56年から10年間、1,200人の一般…

閑唱さんの地(地図)

閑唱さんの地(4) 八幡院の十王堂と鐘楼門

須後観音堂は八幡院の十王堂が移築されたものです。 円光山! 但唱寺跡で見ましたね。 中には湯飲みややかんがあり、寄り合い所といった感じでしょうか。「観音堂」ですから、観音様はいらっしゃるのでしょうが、十王の姿が見えません。崇禅寺の観音堂にいら…

閑唱さんの地(3) 八幡神社と八幡院

土岐市妻木の八幡神社。 大きな杉と急な階段。 シンプルで渋い。 木曽馬の秀三さん、24歳。 木曽馬は全国に100頭しかおらず、そのうち30頭は岐阜県にいるとのことです。八幡神社に来たときは1歳になる前でした。 「秀三はおじいさんになったので、食べ物がノ…

閑唱さんの地(2) 但唱寺跡

但唱寺を紹介していた八幡神社の神主さんのブログを頼りに、はるばるこの地を訪れました。閑唱さんについてはこう書かれています。 このお寺には閑唱上人というありがたいお坊さんがおいでになりました。 上人は笠原の心性寺で千体仏を刻み、妻木の八幡院の…

閑唱さんの地(1) 崇禅寺

但唱さんと一緒に米子の山にこもっていた弟子の閑唱さんが美濃で活躍したあとをたどる旅です。 美濃といえば信長さんです。 崇禅寺(土岐市) 光雲山崇禅寺(臨済宗妙心寺派)。 崇禅寺は、美濃国守護土岐頼貞の孫にあたる妻木城主土岐明智彦九郎頼重(後裔…

こんぴらさん(3) 奥社

本宮の右手の広場からの眺め。讃岐富士が見えます。 本宮の右脇から「おくのやしろ道」がはじまります。これ以降は山道となります。 白峰神社 奥社まで荷物を運ぶトロッコ。 奥社の左側は切り立つ崖になっていて、 天狗と烏天狗がいます。 (下から)本宮ま…

こんぴらさん(2) 旭社~本宮

「笑顔でしあわせ、こんぴらさん」 黄色いお守り、かわいい。 お参りに行けない自分の代わりに、犬に「代参」してもらうこともあったそうです。くびから「こんぴら参り」と書かれた袋を下げて代参する犬は「こんぴら狗」と呼ばれました。 袋には、飼い主を記…

こんぴらさん(1) 駅~大門

ことでん琴平駅を出るとすぐに川沿いの温泉街が広がります。 琴平駅裏にある金刀毘羅宮北神苑の高灯篭。 川を渡って参道へ。遠くに見える琴平山(別名象形山)に金刀毘羅さんがありますので、今日は山登りです。 土産物屋さんがずっと並んでいます。 長山洋…

讃岐国一宮 田村神社

一宮寺の仁王門から出ると、讃岐国一宮の田村神社の大きな森があります。 駅名になるほどですから、かなり大きいお宮です。 本殿 御祭神は倭迹迹日百襲姫命、五十狭芹彦命、猿田彦大神、天隠山命、天五田根命、五柱を総称して田村大神と申す。ご神体は奥殿深…