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信濃三十三番札所 第二十九番 布引山 釈尊寺

 「望月の 御牧の駒は 寒からじ 布引山の 北と思えば」

 「牛に引かれて善光寺参り」という言葉を知っていますか? ゴールは長野の善光寺だけど、スタート地点はどこかしら?
 それがここ、小諸の布引山釈尊寺(布引観音)です。不信心な老婆が白布を晒していると突然牛が現れ、布を角に引っ掛けて走り出し、慌てて追いかけると牛は消え、気が付くと善光寺まで来ていた。老婆は牛が善光寺如来の化身であると悟り、不信心を改めた、という説話があります。 この寺を漢字一文字で表すと「岩」。岩窟、岩場、岩山、岩壁、岩屋……。


 岩にへばりつくようにそびえ立つお堂。


 異界への入口。そこで待つのは…。


 奪衣婆と閻魔様。


 ご本尊が居られる観音堂。朱塗りの懸崖作り。


 観音堂内部。岩をくり抜き、黄金に輝く観音様をお祀りしている。

 寺伝によると神亀元年(724)、行基が開いたとされる。


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