「鴨の河原の水やせて/ 咽ぶ瀬音に鐘の声/ 枯れた柳に秋風が/ 泣くよ今宵も 夜もすがら/ 祇園恋しや たらりの帯よ」 by 『祇園小唄』。
円山公園を通り抜け、「八坂神社」へ。八坂神社はいつも賑やか。
神前結婚式を終えたばかりのカップル。
朝から屋台がいくつも出ている。
祇園といえば「舞妓はん」。
おっと、こんな祇園の真ん中に、洛陽三十三観音第16番札所「仲源寺」(浄土宗)。
本堂前の観音堂に千手観音さま。が、暗くてよく見えない。平安後期、春日仏師の作。
とはいえ、こちらの「目疾(めやみ)地蔵尊」のほうが有名。信仰深い老夫婦の眼病を自らの右目に移し、苦しみを救ってあげたという話。だからこの地蔵尊の右目は赤く染まっている。今でも眼病に霊験あらかたという。
御朱印おばさん。
書いていただいた仲源寺の御朱印。