薬師洞窟
虫倉山の西側、小川村の薬師洞窟に向かいます。
観世音供養塔
「薬師嶽霊場入口」ほか看板がたくさんあります。
「熊出没注意」は気になりますが、15分で行けるようなのでもうひとふんばり。
薬師洞窟
ここから500メートル、虫倉山薬師尾根に洞窟があり、薬師洞窟と呼ぶ。
岩峰の中腹、自然の洞窟の中に薬師如来が祀られ、洞窟の壁面には地域の崇敬者の祈願がこめられた19体の石仏が安置されている。
元禄年間、作仏聖、単衣木喰山居上人がこの洞窟にこもり、五穀断による苦行を続けながら、念仏とともに仏像を彫ったという。
さらに上人は、元禄7年から高山寺三重塔の再建や観音堂修復のため、十万人講の結成をはかり、この間千体の仏像を刻みながら北信から、中、南信まで奉加活動を広め、ついに元禄11年、その大事業を成し遂げ、その後、再び洞窟にこもって、ひたすら万仏体を彫りあげたと伝えられる。
小川村
薬師沢を渡る橋。
道端に水仙が植えられていて、登山道というより、遊歩道といった感じです。
展望所はあとで寄ってみましょう。
あらまあ、もう着きました。
石仏だ~!
一望できる仏さまよりも、たくさん名前があるみたいだけど。
左のはずれにいらっしゃるのは大日如来。
千手観音(廻國供養塔)
祠の中にいらっしゃる薬師如来(本尊)
岩屋の奥の地蔵菩薩
あ、みんなの上に阿弥陀如来。
阿弥陀さま。
あとの仏さまは、どちらに?
岩屋の右の崖を登ると、赤テープはあるものの、しばらく人の通った気配のない登山道があります。これが虫倉山薬師コース。
二人いらっしゃいました。
あとの二人は?
今度は岩屋の左の崖を登ってみます。
ご本尊の木造仏1体と石仏19体にお会いすることができました。
さて、展望所でお昼ごはんの続きを食べましょう。
アルプスが霞んでいます。
どんな花が咲くのかな?
ヤマブキ(山吹)
クルマムグラ(車葎)
アオキ
入口の橋に戻ってきました。