花の山・髻山
髻山は長野市の北東、飯縄町にある小さな山です。大晦日に雪を踏んで登ったことがあります(「髻山登山」の記事をどうぞ)。カタクリ群生地だということで、春になったら来たいと思っていました。
髻山のふもとには桃とりんごの畑が広がります。山の中に白く咲いているのは桜です。
りんごの赤いつぼみが開くと白い花になります。
クサボケ(草木瓜)
登山道に入ると、桜が倒れたまま咲いて出迎えてくれました。
沢っぽいところにニリンソウ(二輪草)が群生しています。
髻山はカタクリ(片栗)の群生地です。北側の平出コースはずっとカタクリが見られます。
そこかしこに咲いています。
イカリソウ(錨草)
頂上近くのモミジイチゴ(紅葉苺)。花が下向きにつくのが特徴です。
ヤマブキ(山吹)ですが、普通の5弁よりは花びらが多いみたい。かといって、八重咲きでもありません。
タチツボスミレ(立壺菫)
オドリコソウ(踊り子草)。ヒメオドリコソウよりもがっしりと大きい。
ムラサキケマン(紫華鬘)
標高744.5m。
丹霞郷は、森が切れている左のぼんやりと桃色っぽいところかと思います。
下山しました。向かいの山の左上に木を伐採したところがあります。その右下には濃いピンクと淡いピンクの花木が交互に並んでいます。
近づいてみたら、いろいろな種類の八重桜でした。