如来寺の本寺、瀧門寺はすぐにみつかりました。
立看にはこう書いてあります。
五層塔と頌徳碑
山門に向かって階段下右手にある五層塔は、廃寺となった岩松山光西寺の遺物です。塔身は一つの石からつくり上げられたもので、江戸初期(1654建立)の彫刻技術水準の高さを示しています。
また、参道左手にある頌徳碑は、東叡山寛永寺(東京・上野)の宝塔造営事業をなしとげた宮石工棟梁三津木徳兵衛の功績をたたえ、天保2年(1831)に建てられたものです。
いずれもこの地方の石材業や石材技術を示す貴重な資料です。
頌徳碑ではなさそうですが、なんでしょう?
一つの石から掘り出した五層塔。
茅葺屋根の瀧門寺。
防犯上の理由で扉を閉めています、拝観したい方は庫裏へどうぞ。
鐘楼。
如来寺が廃寺になってからは、資料や半鐘などは瀧門寺が保管しています。また、如来寺を案内してくれたおばあさんによると、瀧門寺は年に3回、如来寺の法要をするそうです。