北国街道 「海野宿」
「小諸宿」のお隣「海野(うんの)宿」。小諸で地図を開き、折角だから北国街道を通ろうと車を走らせていたら、いい感じの町並みに出会ってしまった。そこが「海野宿」。
きれいに整えられた宿場町。道のわきには用水路が流れている。
寛永二年(1625)北国街道の宿駅として開設される。延長650メートル、享和年間には旅籠が23件、伝馬屋敷が59件もあり、宿場は賑わった。今も道中央の用水路には清き水が流れ、柳並木や街路灯が柔らかな趣を醸し出している。両側の格子戸の家並みは宿場時代の建物と明治以降の建物がよく調和しながら時代を超えて残されている。
「日本の道百選」「重要伝統的建造物群保存地域」に選定を受けています。
宿場町入口にある「白鳥神社」。
この神社は古代天皇の命を奉じて東征の途についた日本武尊が、この地に滞在されたことから白鳥神社と称し、古代から中世に栄えた豪族、海野氏の祖と伝わる貞元親王・善淵王(よしぶちおう)海野広道公を祭神としています。
おぃおぃ、ヤマトタケルノミコトが出てきたよ。すごいね。
「媒地蔵尊」。媒(なかだち)とは仲立ちのこと。間に立って取り持つ縁結びのお地蔵様。「心してご参拝ください」と看板に書いてあった。
どの家も綺麗にしているね。
「うだつが上がる、上がらぬ」の語源になった卯建。お金持ちの証拠。
素敵なガラス屋さんを見つけました。
「護鬼にオシッコをかけないでね」
対になってる護鬼のアップ。
マンホールも「海野宿」。