豊丘の穴水
破風岳からの下り、第15号カーブには幟が立ってにぎやかです。
明るくて文字がよく見えませんが、「豊丘の穴水」とあります。行ってみましょう。
豊丘の穴水
穴水は、破風高原を形成している御飯溶岩の下部、豊丘溶岩の厚い割れ目を伝い、岩壁表面や、洞窟奥天井からもしたたり落ちている岩清水です。……
平成22年1月に「信州の名水・秘水」に選定されました。
ちべたい
穴水の伝承
高井野と境する奥山の峰を悪婆山(あくばやま)と呼び南に広がるあたりを篠鉢山と呼んだ。この山から東、上州境までを黒府と称し鬱蒼と繁る高原一帯が須坂藩主堀公の御鷹野であった。
堀公は代々勤勉であられ、四季家臣の鍛錬と民政視察を兼ねこの地を訪れたという。お鷹狩りのおり水を所望され家臣が穴水の湧水を差し上げたところたいそう喜ばれ、以降かならず所望されたという。
ただの岩ですが、磨崖仏かと思いました。
第44号カーブからは豊丘ダム(昇竜湖)が見えました。