安芸の宮島(4) 弥山、大聖院
宮島名物の焼きアナゴ
大きな生カキ
宮島ロープウェーで弥山(みせん)山頂を目指します。
山全体がご神体で、見所はいろいろありますが、左のほうだけちょこっと見て回ります。
1つ目のロープウェーはもみじ谷の上を登っていきます。2つ目のロープウェーからは海を眺めながら隣の山に渡ります。
弥山原始林。手付かずの森には鹿が棲んでいます。
真言宗御室派(総本山仁和寺)の大本山大聖院。806年、空海が宮島に渡り、弥山の上で修行をして開基しました。
遠く鳥羽天皇勅願道場以来、近くは明治18年大帝御行在まで歴代皇室との因縁深く、明治維新までは十二坊の末寺を有し、厳島神社の別当寺として祭祀を行っていた厳島の総本坊です。
きえずの火。ハート型の絵馬がたくさんかかっています。
霊火堂にある「きえずの火」は、806年に弘法大師がここで100日間の求聞持の修行を行なって以来、1190余年も消えることなく燃え続けており、広島平和記念公園の「ともしびの火」のもと火にもなっている貴重なものです。その火で焚かれている大茶釜の霊水を飲むと、万病に効くといわれます。
あの岩をくぐれば頂上です。
弥山535m。おひげの主がいました。
3階建ての展望台より。
別ルートで下る途中の十三仏。
下りのロープウェー。10日後には美しいもみじ谷となっていることでしょう。