初観音 松代 寺巡り(1) 「梅扇院」


一月十八日、初観音。今日は何処の観音様に会いに行こうか。と地図を見ていたら松代の「梅扇院」11時から法要と書かれている。すでに11時。それから用意して行ったので法要には間に合わなかったが、まだ開いていて初めて間近に拝むことができた。今までは扉のガラス越しでしか見たことがなかったから、ラッキー!


先ずはタヌキがお出迎え。「松代魚濫観世音です。どうぞご参詣下さい。 祈願殿 梅扇院」。

芳谷山 梅扇院 (曹洞宗

本尊 釈迦牟尼仏 / 観音堂 魚濫観世音
松代藩初代藩主真田信之の側室、玉川伊豫守女右京(梅扇院)とその両親の菩提を弔うため真田家が創立。開山は長国寺六世稟室大承。右京は魚濫観世音を篤く信仰していた。魚濫観世音は水と縁が深く、ものを生み、また育てる力を具備し、妙智力を持って、善男善女に利益を授ける菩薩である。


観音堂堂内。


魚濫観音は鯉の上に立ってるからね。木彫りの鯉もちゃんとあります。


アルカイックスマイル! 江戸中期の作。


隣接する墓地にある石像と比べてみましょう。
美しいS字曲線、エキゾチックな微笑み、細く長い指。観音堂の勝ち!


年季の入った絵馬ですこと。


不動明王と太鼓橋、鶴、亀、蛙に、池にゃ鯉。


薄氷の下には身動きもせず寒さに耐える鯉が固まっていた。


一光六地蔵尊。


凛々しいお地蔵様。


仁王門の代わりに線彫りの仁王様。


お馴染み、赤ら顔の六地蔵尊。



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