安芸の宮島(3) 千畳閣と五重塔
海から見た千畳閣と五重塔
千畳閣(重要文化財)
天正15年(1387年)に大経堂(読経所)として豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じて建立しました。途中で秀吉が逝去したので未完成です。明治初年神仏分離の際に仏像は大願寺に移し豊臣秀吉を祀って豊国神社となりました。
857畳の広さがあるそうです。
天井板がありません。奥には大きな杓子。
お札というか、杓子です。
五重塔(重要文化財)
高さ27.6m。応永14年(1407年)に建立されたもので、内陣天井に龍、外陣天井には葡萄唐草、来迎壁の表には蓮池、裏には白衣観音像などが極彩色で描かれているそうですが、一般見学は不可です。塔内にあった仏像は、明治元年の神仏分離令により大願寺に遷されました。