善水寺
関西のJRの駅でたびたび見かけた「国宝善水寺御開帳」のポスター。ずっと気になっていました。
京都から滋賀の草津で乗り換えて甲西駅まで50分。そこからシャトルバスで20分。ずいぶんと山の中にきましたよ。
たいへん古いお寺です。
善水寺(天台宗)は、和銅年中(710頃)の開基で、和銅寺と号した。その後、延暦9年(790)に伝教大師が中興して善水寺と改めたという。しかし、延文5年(1360)3月に火災にあい、記録などが消失した。貞治3年(1364)5月に延海が再建し、天和2年(1682)に東叡山輪王寺により医王院の号が下がり、岩根山医王院善水寺と号した。明治32年(1899)に本堂が特別保護建造物に指定されて大修理が行われている。
(案内板より)
鐘楼
正面から。桧皮の寄進を募っています。
本堂は天台仏殿で、南北朝時代の再建である。7間×5間の入母屋造、桧皮葺の大きく優雅な仏堂で、前面に向拝がないところに古風を感じさせ、建具に蔀戸(しとみど)を用いているので宮殿風である。
(案内板より)
やはりこちらも善光寺にあわせての御開帳なのだそうです。
「善水」をペットボトルに詰めてくれるボランティアさん。木槌で栓をします。
ちべたい
善いお水でたてたお抹茶をいただきました。