巡礼
信濃三十三観音霊場の一つである「蟲歌観音堂」に向かう。懸崖造りのお堂と観音様の石仏群があるんだ。3度目かな。 ピラミッド説のある「皆神山」の近くです。 仁王門を潜り、石段を登る。やはり町中より雪が残っている。 着きました。懸崖造りの「蟲歌観音…
[2013年10月13日のつづき] 仁礼宿を通り過ぎると宇原川にかかる宇原橋があり、その橋を渡る手前の道を左に折れ、宇原川の河原で一休み。川沿いには桜並木があります。花見時は格好の憩いの場になるんだろうなぁ。 ふと振り向くと石仏がありました。それら…
十月中旬の志賀高原はすっかり秋色に染まっていた。紅葉狩りの人々やアマチュアカメラマン達が、一足早く色付いたこの地に集っていた。だが私達の目指していたものは「峠の三十三観音」。 先ず観光協会に行き「朱印帳」を購入。巡拝コースの地図と全ての石仏…
「十三仏参り」について 初七日から三十三回忌に至るまで、十三回の追善供養には、それぞれ諸仏、諸菩薩さまがお守り本尊として見守っておられます。そのお導きをいただいて真の成仏を願うのが「十三仏参り」であるといわれています。 北信濃十三仏霊場 長野…
北信濃十三仏の掛け軸がかかっていたけど……文殊様はどこ? 文殊菩薩 正しい知慧と、正しい勇気と、正しい行動をお導き下さる仏さまです 。
ご本尊は九体の阿弥陀如来「九品仏(くほんぶつ)」ですが、火事で救い出されたのは一体だけで、すすで黒くなってしまいました。こちらは収蔵庫に保管されています。鍵をあけて見せていただきました。 焼けてしまった八体の仏様は、新たに京都の仏師に作って…
阿閦如来がご本尊のお寺はめずらしいですよね。ご住職が「これも何かのご縁だから」とお経をあげてくださいました。ありがたや、ありがたや。 阿閦如来 どんな煩悩や苦しみにも、動揺しない境地にお導き下さる仏さまです。
勢至菩薩は阿弥陀如来の脇侍です。 勢至菩薩 観音さまが慈悲をもってお救いになられるのにたいして、知慧をもって済度下さる仏さまです。
煌びやかな厨子に、光り輝く観音様。 観世音菩薩 人間の心のいたみや歪みを観じとられて、その人、相応にお救い下さる仏さまです。
須坂米子のお不動さん。さすが「不動寺」とあって不動明王が大勢いらっしゃいます。 よく見る不動明王。 たまにいそうな、素朴なお不動さま。 これはまずない、鼻タレ不動。 手のひらサイズのお不動さま。 不動明王 人間は、いろいろの醜い心をもち、いけな…
波紋が美しい「清涼寺式釈迦如来像」。信州ではここにしかないそうです。 釈迦如来 人間をはじめ、生きとし生ける凡ての生物に、慈しみの心をそそぎ、人間の正しい生き方をお示しになる仏さまです。
小布施町「雁田のお薬師さん」はどんな病にも効くそうな。もちろん「恋の病」も例外ではない。 「嫁が欲しけりゃ雁田へござれ、雁田薬師は妻ごい薬師」 とうたわれ、縁結びのご利益もあるそうな。 こちらの薬師堂は室町時代初期の応永十五年(1408)建立、「…
酒呑弥勒の伝説。 松代の民話酒飲み弥勒さん−お小僧に化けて酒を買いに− こがらしの吹くある日の夕方、中町の酒屋へ「明徳寺です。お酒を一升ください。」とひとりのお小僧がやってきました。「うちの和尚さんとってもお酒好きなんです。」そして毎晩毎晩や…
ご本尊の千手観音は重要文化財で収蔵庫におられます。その隣に立つお地蔵さまともども写真撮影禁止です。金箔をケチったのか、モザイク状に貼られていました。 地蔵菩薩 大地は花を咲かせ実を結ばせます。人間や自然の能力を精一杯ひきだして下さる仏さまで…
普賢と文殊はお釈迦様の脇侍です。 普賢菩薩 延命をお守り下さる仏さまです。いのちの輝きと、生命の尊厳をお示し下さいます。
名札によると、この子が虚空蔵さんだそうです。 天女、舞ってます。 虚空蔵菩薩 虚空は、なにものにも打ち破られないし、蔵は凡ての人々に利益や安楽を与えられる、そのような力をお授け下さる仏さまです。
堂々とした大日如来様。 大日如来 太陽はまんべんなく照らすように、凡ての人間に差別なく慈悲を与えられる仏さまです。