鎌倉

鎌倉寺社めぐり(7)瑞泉寺から鶴岡八幡宮へ

谷の奥の瑞泉寺から、西の鶴丘八幡宮を目指します。 途中、「永福寺(ようふくじ)跡」(国指定史跡)がありました。広さが9万平方メートルもあり、源頼朝が奥州・藤原一族を征討した後、平泉中尊寺の二階大堂(大長寿院)を模して建てた寺といわれています…

鎌倉寺めぐり(6)瑞泉寺

臨済宗円覚寺派 錦屏山(きんぺいざん)瑞泉寺嘉暦2年(1327年)建立の鎌倉公方足利家の菩提所で、開山は夢窓国師。 夢窓国師(1275〜1351年)は円覚寺開山仏光国師の孫弟子で、鎌倉時代から南北朝時代に円覚寺、南禅寺、浄智寺など五山の住職に就かれること…

鎌倉寺めぐり(4)建長寺

臨済宗建長寺派大本山 巨福山建長寺 建長5年(1253年)創建、本尊は地蔵菩薩、開基は鎌倉幕府第5代執権北条時頼、開山は南宋の禅僧蘭渓道隆。鎌倉五山の第一位。 ご朱印をいただいたときに挟まれていた紙に縁起が書いてありました。 仁治2年(1241年)の夏、…

鎌倉寺めぐり(3)明月院

臨済宗建長寺派 福源山明月院 本尊は聖観世音菩薩。「あじさい寺」として有名です。 永暦元年(1160)、この地の武将で平治の乱で戦死した山内俊通の菩提供養のために、子の経俊によって創建。 康元元年(1256)、鎌倉幕府第五代執権北条時頼公によって「最…

鎌倉寺めぐり(2)東慶寺

臨済宗円覚寺派 松岡山東慶寺 弘安8年(1285)、北条時宗夫人の覚山志道尼が開創。女人救済の寺として、明治に至るまで約600年間、縁切り寺法を守ってきました。明治4年(1871)廃仏毀釈により寺法は廃止となり、明治35年(1902)尼寺としての歴史に幕を閉…

鎌倉寺めぐり(1)円覚寺

臨済宗円覚寺派本山 瑞鹿山円覚寺(えんがくじ) 円覚寺は鎌倉時代後期の弘安5年(1282年)、北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建されました。 「瑞鹿山ずいろくさん(めでたい鹿のおやま)」は、仏殿開堂落慶の折、開山・無学祖元禅師の法話を聞こ…