東新橋の日比谷神社
さて、赤坂から虎ノ門に行き、新しくできた環状2号線を通って築地に向かいます。
この地図の汐留の上あたりが銀座で、その東が築地です。
虎の門病院の前の道が拡張され、延長されて、虎ノ門ヒルズが建ちました。ビルの下には築地虎ノ門トンネルの入口があります。
トンネル内は歩行者と自転車は通行禁止です。だからということもありませんが、人々はどんどん虎ノ門ヒルズに吸い込まれていきます。
トンネルの上には自転車道完備の広い道ができていました。
切腹最中??
タミヤのショールーム。ちなみに本社は静岡だそうです。
新橋駅の南です。新幹線が走る線路のすぐ側に鳥居がありますね。
新橋なのに、なぜ日比谷神社なのでしょうか?
日比谷神社のサイトを見てみます。
当日比谷神社は、古くから旧麹町区日比谷公園の大塚山という所に鎮座し、日比谷稲荷明神旅泊(さば)稲荷明神と称しておりました。慶長11(1606)年、江戸城築城に際し日比谷御門を造営することとなり、氏子と共に芝口に移動となりますが、町名は従来のまま、日比谷となっておりました。
しかし、寛永7(1630)年、新橋に新しく芝口御門を造営することになり、町名も日比谷町から芝口町へと改称することになりましたが、神社の社号は変えることなく現在に到ります。芝口の地に御鎮座して四百有余年となる古社であります。
日比谷にあった神社だから「日比谷神社」。江戸幕府の命令で新橋の芝口に引っ越しても、町名は日比谷のまま、神社も日比谷のまま。そこに芝口御門ができて町名が芝口に変更されても、神社だけは「日比谷神社」。
そして、2009(平成21)年7月には、「都市道路計画(環状2号線)により、御社殿を東新橋2丁目に遷し、新たに造営いたしました」ということだそうです。
大祓形代(おおはらえかたしろ)
袋の中の人形(ひとがた)に氏名・年齢を書いて、息を吹き掛けて下さい。又は体の悪い所を人形で擦って袋の中に、初穂料と共に入れて下さい。月末の大祓形代神事にて御祓いを致します。
小さいお社のほうに狛犬がいました。
お狐さんではありませんね。
狛犬さんです。
日比谷神社はかつて鎮座していた場所と新しい道を見守っているのでしょう。