2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
観音堂の裏山に「ちびっこいこいの森公園」があり、その山頂に三十三観音が四角く囲まれている。 観音山石造三十三観音像 明治24年(1891)当時の観音堂住職普山良寿和尚が発起人となり、豊野を中心とした有志により建立されたものである。観世音菩薩が人々…
北国街道東脇往還(松代道)神代宿は今の長野市豊野周辺。2005年の市町村合併で豊野町は長野市に編入した。この季節、色づき始めた林檎と、血色に染まる彼岸花が至る所に咲き誇る。JR豊野駅から車で5分ほどの所にある観音山中腹に、観音堂、大日堂、太子堂な…
善光寺宿から牟礼宿に向かう北国街道のちょうど中間辺り、田子池の少し手前に地蔵院への参道入り口がある。車一台分の細い坂道の所々に石仏・石碑が並んでいる。普通の民家の道端にあっちにもこっちにも。 ほら、こんな感じに。 ひときわ大きなお地蔵様と百…
長野市の三登山の東、北国街道沿いの田子池のそばに観音山という丘があります。住宅地図にも載っていないような小さな公園で、坂を登ると草がわさわさ生えた広場になっています。ぶらんこの右手奥に進んでまた一段上がると、小さな石塔を囲むように石仏が並…
静岡県駿東郡小山町 須走浅間社の千体仏 小山町観光協会 須走浅間社地阿弥陀堂 千体仏像(但唱作)大雲院に現存 御厨観音横道第6番札所 御殿場市杉名沢 天然寺の阿弥陀三尊 御殿場市文化スポーツ課 天然寺の本尊の阿弥陀三尊は、仏師但称(たんしょう)の作…
江戸の五智如来像 但唱上人は信州での木食修行ののち、江戸の芝に如来寺を建てました。ここに安置された五智如来像が「芝の大仏(おおぼとけ)」として有名になりました。 東京都品川区西大井 帰命山養玉院如来寺 帰命山養玉院如来寺 如来寺は寛永(1624-44)…
もっと知りたい、但唱上人のこと。 須坂の奇妙山で木喰修行をして、亀倉の萬龍寺の千体仏や塩野の六地蔵石幢を作った但唱上人とはどのような方だったのでしょうか? 但唱 たんしょう コトバンク ?−1641 江戸時代前期の僧、仏師。 天台宗。弾誓(たんぜい)に…
但唱上人について調べていたら、こんな企画展をみつけました。 特別展「大井に大仏がやってきた! 養玉院如来寺の歴史と寺宝」 品川歴史館 特別展「大井に大仏がやってきた! 養玉院如来寺の歴史と寺宝」 会期:2013年10月13日(日)〜12月1日(日) 旅する…
霧の中、ぐねぐねの山道を降りてきたわけですが、不思議と下界は晴れていました。 如意輪観音堂の看板がありましたが、どう見ても民家です。廊下の新聞入れから中をのぞきますと…… ふつうの仏間のような感じで、押し入れと床の間の間に観音様がいらっしゃい…
母が「五味池破風高原のりんどう祭に行きたい! 小雨決行!」と言うので、台風18号が近づく雨の中、私たちは無謀にも山に向かって車を走らせたのでした。「須坂市街地から車で50分」、「菅平に行く道の北の道」、私たちに与えられた情報はこれだけですが、十…
霧の中の山道をうねうねと100km近くは走ったでしょうか。目的地にはたどり着けず、お蕎麦も食べられず、私たち、一体何をしているのかしら……。そんなときに破れ笠のお地蔵さんが現れました。 四隅の地蔵 萬龍寺領の四隅に安置された地蔵尊で、萬龍寺を開山し…
ほどなく米子不動尊に着きました。 「軍神 上杉弾正少弼謙信公念持仏不動明王の力みなぎるパワースポット認定寺院」。認定って、何? 左の壁に「毘」と書いてあります。 須坂市観光協会の案内の抜粋。 奈良時代に行基によって開山された古刹。平安時代に弘法…
「おいしいお蕎麦屋さんがあるんですって」ということで、うろ覚えの店名をネットで検索して探しました。ところが、見つかったのは「休業中」の看板。近くのコンビニで聞いたところ、1年前から休業しているそうです。そこで、別のお蕎麦屋さんを紹介してもら…
姉は流行りの山ガール、母は昔の山ガール、私は山に興味なし。「飯縄山の登山道に十三石仏があるんだって!」という姉の言葉に騙されて登ってしまった、飯縄山。標高1,917m。地元の小学生が遠足で登る山と甘く見ていた私が馬鹿だった。どこが初心者向けの山…
「十三仏参り」について 初七日から三十三回忌に至るまで、十三回の追善供養には、それぞれ諸仏、諸菩薩さまがお守り本尊として見守っておられます。そのお導きをいただいて真の成仏を願うのが「十三仏参り」であるといわれています。 北信濃十三仏霊場 長野…