2013-01-01から1年間の記事一覧

髻山(もとどりやま)登山

門松作りも掃除も終わり、あとはお重を詰めるだけ。いい天気なので、雪の髻山に行くことにしました。登って下って、1時間もあれば十分でしょう。 国道18号線赤沼付近から見た髻山。すり鉢を伏せたようなきれいな形をしています。南東の吉(長野市)から登る…

そうか、京都に行こう。3日目 (7)「御室 仁和寺」

京都の旅、最後の寺になってしまいました。世界遺産「旧御室御所 仁和寺」。 「旧御室御所 仁和寺」 宇多天皇が仁和4年(888)に創建。御室御所とも呼ばれた。本尊の阿弥陀三尊を安置する金堂は、京都御所の紫宸殿を移築した優美な建物で国宝。宸殿では白川砂…

そうか、京都に行こう。 3日目 (6)「蓮華寺」

「龍安寺」と「仁和寺」という世界遺産の間で、隠れ蓑を被っている寺「五智山 蓮華寺」(真言宗御室派 別格本山)。そこいらのガイドブックにゃ載ってないマイナーな寺だけど、私たちの京都の旅、第一の目的であったりする。(私の第一の目的は伏見の「石峰寺…

そうか、京都に行こう。 3日目(5)「龍安寺」

またバスに乗り、今度は「きぬかけの路」方面へ。 「きぬかけの路」 平成3年、公募により名付けられた「金閣寺」から「御室」方面に至る道のり。 何だ、新しい名称なのか。新しいといっても20年前だけど。 先ずは「石庭」で有名な「龍安寺」へ。(上記の写…

そうか、京都に行こう。3日目 (4)嵯峨「広沢池の千手観音」

バスで嵯峨に向かう。知る人ぞ知る隠れた名所、いや、地元の民と石仏マニアぐらいしか知らないであろう広沢池。(上記の写真は川辺の鳥の成る木) 水がない!? 干上がっている。どうしたことか。 「広沢池」 この池は宇多天皇の孫に当たる寛朝僧正が平安時…

そうか、京都に行こう。3日目 (3)先斗町から三条。誓願寺とイノダコーヒ。

「富士の高嶺に降る雪も/ 京都先斗町に降る雪も/ 雪に変わりはないじゃなし/ 溶けて流れりゃ みな同じ」 by 『お座敷小唄』。 古都京都のもう一つのキーワードは「レトロ」。タイトルバックは赤レンガの「みずほ銀行」。あちこちにレトロな建物が並んでいる…

そうか、京都に行こう。3日目 (2)「祇園」から「先斗町」。「八坂神社」と「仲源寺」。

「鴨の河原の水やせて/ 咽ぶ瀬音に鐘の声/ 枯れた柳に秋風が/ 泣くよ今宵も 夜もすがら/ 祇園恋しや たらりの帯よ」 by 『祇園小唄』。 円山公園を通り抜け、「八坂神社」へ。八坂神社はいつも賑やか。 神前結婚式を終えたばかりのカップル。 朝から屋台がい…

そうか、京都に行こう。 3日目(1)「知恩院」

2日目のお宿も「宿坊」です。浄土宗総本山「知恩院・和順会館」。シティーホテルのような近代的な会館で、ちっとも宿坊らしくない。僧侶のフロントマンじゃないし。朝のお勤めも義務ではないようだし。 ここで同行者と合流。朝6時半「晨朝法要(じんじょう…

そうか、京都に行こう。 2日目(4)「千本釈迦堂・大報恩寺」

京阪本線「深草」駅から終点「出町柳」駅下車。市バスに乗り換え「上七軒」。目指すは「千本釈迦堂・大報恩寺」。 ここには美しすぎる「六観音」とくに「如意輪観音」の色香に惑わせれ、計画の一つに入れていた。哀しくも美しい「おかめさん物語」の寺でもあ…

そうか、京都に行こう。2日目(3)「石峰寺」

そして、電車に乗って今回の旅の一番の目的「石峰寺」へ「若冲の五百羅漢」に会いに行く。京阪本線「深草」駅下車、徒歩五分。「伏見稲荷」の次の駅。 長〜い石段を登りチャイニーズな門を潜り抜けると、そこは若冲ワールド! 石峰寺 百丈山(ひゃくじょうざ…

そうか、京都に行こう。2日目(2)「三十三間堂」

「智積院」に続いて「蓮華王院・三十三間堂」(天台宗)。洛陽三十三観音霊場第十七番。一度来たことがあるのだが、歩いていけるし、も一度見たい。やはりあの数には圧倒される。 (タイトルの写真は「東大門」) 日本唯一の千体観音堂 正式には蓮華王院(国宝…

そうか、京都に行こう。2日目(1)「智積院・智積院会館」

「智慧を積み 徳をみがくの 寺ならば この世を照らす 法の灯」 6時に起きた。が、集合時間に間に合わず。5分ほど遅れて集合場所であるロビーに行ったら「ちょうど今、出て行きましたよ」と言われ、早朝の境内を走り、石段を登るご一行に追いついた。よかっ…

そうか、京都に行こう。 1日目 「東寺」

「そうだ、京都に行こう!」一通のメールが送られてきた。京都? 久しく旅行してないな。「そうか、京都に行こう!」と決めたのが4日前。宿の手配は姉がしてくれるというので、こちらはルンルン気分でガイドブックとにらめっこ。紅葉シーズンも終わったと、…

切り絵 de 仏像 −番外編−

俵屋宗達「白象」 京都・養源院 俵屋宗達「白象・桜 ver.」 京都・養源院 富嶽三十六景の一 「凱風快晴」 東洲斎写楽 「大岸蔵人」 「黄金龍王」

切り絵 de 仏像 −失念の寺編−

「訶梨帝母」 何処かの寺の「天蓋」 何処かの寺の「観音様」 失念ではないが、4寸の柘植(つげ)聖観音。

切り絵 de 仏像 −円空編−

円空仏「韋駄天」。 円空仏「鬼子母神」。 円空仏「弁財天(正面)」。 円空仏「弁財天(後面)」。 円空仏「御法神」。 円空仏「馬頭観音(頭部)」。

切り絵 de 仏像 −東京・大阪編−

大阪・観音寺 「炎の如意輪観音」。 東京・大倉集古館 「白象に乗る普賢菩薩」。 東京・五島美術館 「愛染明王」。

切り絵 de 仏像 ─ 木喰編 ─(2)

「如意輪観音さま」 「鬼子母神さま」 「Demon in the hell」 「如意輪観音さま」裏面 「同上」正面 「神将ノ一と白衣観音」 「大黒天と自刻像」 「不動明王と如意輪観音」

切り絵 de 仏像 ─ 木喰編 ─(1)

「十二神将」その1 「十二神将」その2 「薬師三尊像」 「薬師三尊像」POP ver. 「不動明王像」 「不動明王像」POP ver. 「うれしはずかし よいどれらかん」 「羅漢さん」その1 「羅漢さん」その2 「如意輪観音(部分)」

切り絵 de 仏像 ─ 地方編 ─

「十一面観世音 (後頭部)」『暴悪大笑』 滋賀県・向源寺 「泥足毘沙門天」 山形県米沢市・法音寺 「武田不動尊」 甲州山梨県・恵林寺 「千手観音像」 長野県長野市・清水寺 「釈迦誕生仏」『天上天下唯我独尊』 愛知県・正眼寺

切り絵 de 仏像 ─ 京都編 ─

「みかえり阿弥陀如来立像」 京都市左京区・永観堂 「千体千手観音の一」 京都市東山区・三十三間堂 「迦楼羅(かるら)立像」 同上 「阿弥陀如来坐像」 京都市・安楽寿院 「菩薩半跏像 (伝如意輪観音)」 京都市西京区・宝菩提院願徳院 「空也上人立像」 京都…

切り絵 de 仏像 ― 奈良編 ―

「阿修羅像 (正面)」 奈良県奈良市・興福寺 「同上」 POP ver. 「阿修羅像 (左斜め)」 同上 「同上」 POP ver. 「阿修羅像 (正面上部・裏面上部)」 同上 「釈迦三尊像 (釈迦・薬王・薬上)」 奈良県斑鳩町・法隆寺 「百済観音菩薩立像」 同上 「菩薩半跏像…

切り絵 de 仏像 ─ 色付き編 ─

「普賢菩薩騎象像 裏面」 大倉文化財団 蔵 「伐折羅(ばさら)大将像」 奈良県奈良市・新薬師寺 「釈迦如来涅槃像」 長野県長野市・世尊院 「空也上人像」 京都市東山区・六波羅蜜寺 「唐獅子像」 長野県中野市・常楽寺 「地蔵菩薩像」 同上 「地蔵菩薩像 (魚…

子安山 三宝寺 荒神堂 子安大荒神

先ほどの道を戻り、両郡橋を渡り、再び国道19号線を走ること十数分、「荒神堂入り口」の案内板のある村山の信号を左折、もう一つの案内板を左折すると真正面に浄土宗「子安山 三宝寺 荒神堂」があります。 その名の通り、安産・子育・厄除けなどの御守護が…

花上三十三観音

霜月尽日。今日の目的は長野市塩生甲花上の「花上三十三観音」。長野市街から国道19号線で安茂里方面へ。小田切ダム近くの両郡橋を渡らず真っすぐ、トンネルを抜けると間もなく「花上(はながみ)」の案内板。その坂道を進むと「花上三十三体観音 100m →」の…

木食の系譜

木食(作仏聖)の系譜 1弾誓 | 2但唱 | 3閑唱 3長音 3林貞 | 4空誉 4清眼 4清念 4説難 | 5明阿 5音阿 | 6法阿(山居)

保科の清水寺と紅葉

十一月七日、立冬。 日本には「清水寺」(きよみずでら・せいすいじ)という名の寺が十数か所あるそうだ。その中の一つ信州信濃の保科「清水寺」(せいすいじ)。雨上がりの紅葉も乙なもの、とフト思い立ち、久しぶりに詣でることにした。 この寺は「ボタンの寺…

但唱上人年表

但唱上人が修行をしていたのは、佐渡で10代から20代、北信濃で20代後半から40代前半、富士山麓(これが「浅間山」)で40代半ば、そしてまた南信濃に来ていますから、信州にいらした時期がたいへん長いです。なお、那智三山で修行したという話もありますが、1…

「大井に大仏(おおぼとけ)がやってきた!」展

前から楽しみにしていた品川歴史館の特別展「大井に大仏がやってきた!―養玉院如来寺の歴史と寺宝―」にいってきました。 品川歴史館はJR大森駅より北へ徒歩10分、東海道沿いにあります。大森といえば、貝塚ですよ。 大田区の大森貝塚です。某電話会社の敷地…

仁礼会の大笹街道ガイド

地元の仁礼会が作成した大笹街道のガイドブック『大笹街道GUIDE』(1998)をご紹介します。石仏巡りには必携です。表紙の千手観音は峰の原供養塔の隣にありますが、いつもは藪の中ですので、スカートで行くのはおすすめできません。 ダウンロードはこちらか…