2014-01-01から1年間の記事一覧

奈良 中宮寺

法隆寺東院の先に中宮寺があります。聖徳太子の母穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后の発願で創建されましたが、平安時代には寺運衰退し、鎌倉時代に信如比丘尼が中興しました。後伏見天皇八世の皇孫尊智女王(慶長7年没)が住職となり、以来、尼門跡斑鳩…

奈良 法隆寺(東院伽藍)

東大門(奈良時代)から出て東院伽藍に行きます。 少し距離がありますね。 夢殿(奈良時代)。行信僧都が聖徳太子の遺徳を偲んで天平11年(739)に建てました。 舎利殿(右)と絵殿(左)(いずれも鎌倉時代) 東院鐘楼(鎌倉時代)。奈良時代の梵鐘には「中…

奈良 法隆寺(西院伽藍)

JR法隆寺駅 駅前のマンホールも法隆寺。 参道 南大門(室町時代)。永享10年(1438)に再建されたものです。 広大です 中門(ちゅうもん)と五重塔 「日本最初の世界遺産 法隆寺」……もっと自慢すべきことがあるでしょうに。聖徳太子によって建てられた世界最…

京都 因幡堂(平等寺)

がん封じの因幡薬師 ご本尊の薬師如来は、長野善光寺の阿弥陀如来、京都嵯峨清涼寺の釈迦如来とともに日本三如来と呼ばれるそうです。 因幡堂の歴史 天徳3年(959年)、橘行平は、村上天皇の命で因幡国に赴き、神事を済ませて帰洛の途中、病気になりました。…

京都 西本願寺

聞法会館に泊まったので、翌朝は6時半からの勤行に参加しました。 地方からの団体さんも参加されていました。 ちょっと門前を歩いてみます。 なんだろう、あの洋館? 本願寺伝道院(重要文化財)明治28年(1895)4月設立された真宗信徒生命保険株式会社の社…

奈良 春日大社

朝6時半、鹿さんファミリーがもう活動しています。 春日大社の一の鳥居 バンビちゃん、おはよう! まだ7時前なので、入れるのはここまで。 鹿さんはかわいいな。

奈良 興福寺

奈良 興福寺は和銅3年(710)に飛鳥からこの地に移築造営されて以来、焼失と再建を繰り返しながら1300年もの歴史を刻んでいます。 国宝館は昭和34年開館。平成22年にリニューアルし、国宝45点、重文19点を含む多数の美術品が所蔵されています。中でも天平彫…

奈良 東大寺

平城京 奈良 まほろばの 東大寺。 コスプレイベント開催中。 コスプレ若人とコスプレせんとくん。カワイイじゃん。(奈良駅前の観光センターにて) 校倉造の正倉院。 奈良の大仏はでっかいぞう。 華厳宗大本山の東大寺。御本尊である廬舎那仏(るしゃなぶつ…

京都 新京極の十二薬師

袈裟を着たタヌキさんがお出迎え。 西光寺 寅薬師。京都十二薬師霊場のひとつ。 時の天皇の命を受けた弘法大師の作。完成の日が寅の日、寅の刻であったことから寅薬師と命名されました。 近くの蛸薬師さん(永福寺・蛸薬師堂)も商店街にありました。 蛸薬師…

京都 寺町京極

矢田地蔵尊のフェルトのお守り、二百円也。 寺町京極商店街の三条寺町交番とお蕎麦屋さんの間に矢田地蔵尊の矢田寺があります。あら、まあ、こんなところに。 しあわせ大日如来さまもお祀りしています。 何やらゴテゴテとした救い地蔵の絵馬。 よく見ると地…

京の宿坊に泊まる 「こぬか薬師・薬師庵」

一日一組限定、一人でも泊まれるのだが何となく躊躇していた宿坊こぬか薬師・薬師庵。今回3名での宿泊なので予約の電話を入れたら、即決。紅葉シーズンにはまだ少し早いし、いい時期だったみたい。 「医徳山 こぬか薬師禅院」黄檗宗。 伝教大師が比叡山草創…

魚山上ノ院本坊 来迎院

魚山上ノ院本坊 来迎院 本堂への長い坂道。この参道は比叡山延暦寺道坂本登山口でもあります。日帰りハイク・世界遺産延暦寺道と書かれていました。 来迎院本堂。良忍上人 融通念仏 御修行布教道場。 御本尊は薬師如来・釈迦如来・弥陀如来の三尊。いずれも…

不断桜の 実光院

不断桜。初秋より翌年の春まで花を咲かせる珍しい品種。秋の紅葉の季節には観桜と紅葉狩りが一度に楽しめます。 魚山 大原寺 下院 勝林寺の僧院 実光院。寺の山号 魚山(ぎょざん) とは中国山東省にある声明の聖地、魚山にちなんだもの。 こちらでもお茶と…

額縁庭園の 宝泉院

大原寺(勝林院)住職の坊として平安末期頃よりの歴史を持つ 宝泉院。柱と柱の空間を額に見立てて鑑賞する額縁庭園のお寺。庭の名前は 盤桓園(立ち去りがたいの意)と称する。 入ってすぐの間にはタイル張りの囲炉裏とひょうたん型の自在鉤。 水琴窟。 三尊…

大原問答の 勝林寺

天台宗 魚山(ぎょざん)大原寺 勝林院。大原魚山流 声明道場。法然上人大原問答のお寺。 大原問答とは 浄土宗の開祖法然上人と後の天台座主顕真法師が浄土教について論議(念仏により極楽往生ができるかどうかの問答のとき、阿弥陀如来が大光明を放たれて念…

京都大原 三千院

お願い地蔵 秋ver. 天台宗 五箇室門跡 魚山 三千院。創建は傳教大師最澄上人(767-822)が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのに始まる。天台宗五箇室門跡のひとつ。 往生極楽院。国宝阿弥陀三尊像が祀られている。はずなのだが、阿弥陀如来が一人で鎮座…

建礼門院の御寺 寂光院

京都大原 寂光院 参拝記念 大原女(おはらめ)の顔出しパネル。 天台宗 清香山 玉泉寺 寂光院。推古2年(594)聖徳太子が御父用明天皇の菩提を弔うために建立。御本尊は聖徳太子御作と伝わる六万体地蔵尊。初代住持は聖徳太子の御乳人であった玉照姫(たまてる…

見返り阿弥陀の 永観堂

浄土宗西山禅林寺派 総本山 永観堂 禅林寺。見返り阿弥陀と紅葉で有名なお寺。 まだ紅葉には少し早い時期でしたが、徐々に色づいてきていました。 勅使門と楕円形の盛り砂。勅使はこの盛り砂を踏んで身を清めてから中に進んだそうです。分かりずらいけど市松…

京都最古の禅寺 建仁寺

京都最古の禅寺、臨済宗建仁寺派大本山建仁寺。鎌倉時代の建仁2年(1202)創建、開山は栄西禅師、開基は源頼家。 俵屋宗達の風神雷神図。 風神の緑色は文殊菩薩が乗る緑の獅子、雷神の白は普賢菩薩の乗る白い象を表し、真ん中の空間にはお釈迦様がいらっしゃる…

安芸の宮島(4) 弥山、大聖院

宮島名物の焼きアナゴ 大きな生カキ 宮島ロープウェーで弥山(みせん)山頂を目指します。 山全体がご神体で、見所はいろいろありますが、左のほうだけちょこっと見て回ります。 1つ目のロープウェーはもみじ谷の上を登っていきます。2つ目のロープウェーか…

安芸の宮島(3) 千畳閣と五重塔

海から見た千畳閣と五重塔 千畳閣(重要文化財)天正15年(1387年)に大経堂(読経所)として豊臣秀吉が安国寺恵瓊に命じて建立しました。途中で秀吉が逝去したので未完成です。明治初年神仏分離の際に仏像は大願寺に移し豊臣秀吉を祀って豊国神社となりまし…

安芸の宮島(2) 厳島弁財天

大願寺(だいがんじ)亀居山方光院大願寺。開基は不明、建仁年間(1201年~1203年)に僧了海が再興したと伝えられる真言宗の古刹です。嚴島神社の普請奉行として寺院の修理・造営を一手に担っていました。この寺の秘仏は弘法大師空海の作と伝えられ、日本三…

安芸の宮島(1) 厳島神社

フェリーで宮島に渡ります。 厳島神社の鳥居が見えてきました。 世界遺産 厳島神社厳島神社は霊峰弥山を背景に、前面を生みに望む入り江に立つ神社建築で弥山などを御神体として祀り、遥拝所をその麓に配置しています。社殿後世は12世紀に平清盛の造営により…

広島城と護国神社

広島には何回も来ていますが、はじめて広島城に来ました。別名、鯉城。名古屋城、岡山城と共に日本三大平城といわれるそうです。 広島城略年表 1589年 毛利輝元 築城工事に着手 1591年 毛利輝元入城 1600年 福島正則芸備49万石を領し、翌年3月入城 1619年…

埼玉 高麗神社

聖天院から少し歩くと高麗神社に出ます。 日高の地酒・長澤酒造の高麗王(こまおう) 絵馬は将軍標 かわいい トライくんとミライちゃん 将軍標(チャンスン)は村の入り口に建てる魔除けだそうです。

埼玉 高麗山聖天院

将軍標のあるお寺 将軍標(しょうぐんひょう・韓国語:장군표、チャングンピョ)とは、朝鮮・韓国の村落に見られる境界標(道祖神)。(wikipedia) 高麗山聖天院勝楽寺霊亀2年(716)、国難を避け日本に渡来した1799人の首長高麗王若光、侍念僧勝楽、弟子聖…

名古屋 万松寺

亀嶽山萬松寺は大須商店街の中にある曹洞宗のお寺です。天文9年(1540年)、尾張一円を領していた古渡城主、織田信秀公(信長の父)が織田家の菩提寺として開基しました。 白雪稲荷 奥の院へのトンネル 織田家の墓所 重軽地蔵 本堂は5階建て 身代り不動さん…

名古屋 善光寺、総見寺

商店街から横に入ったところに善光寺がありました。 これは地蔵堂かしら。 お地蔵さん 本堂は2階なんでしょうが、今日はやめておきましょう。 名古屋時計病院 ちょっとした広場に出ました。後ろにお寺があります。 織田信長ゆかりの総見寺です。 総見寺 景陽…

名古屋 まねき稲荷と富士浅間神社

大須観音通りに入っていきます。 「金のとりから」のからっぴーさん、ごくろうさまです! 「黄金のとりから」とは関係がないんですよね。 大須演芸場、2014年2月閉鎖。家賃滞納で立ち退かされたとか。 まねき稲荷 お隣は富士浅間神社。 近くの喫茶店に「清寿…

名古屋 大須観音

観世音の文字はよく見ると毛羽立っています。 ほう、菅公自筆自画像 大須観音蔵 ですか。 敷地は広いんだし、なにも階段脇じゃなくてもいいと思うんですけど。 「鳩のえさは50円です。硝子戸を開けたら必ず閉めて下さい。」