京都 新京極の十二薬師
袈裟を着たタヌキさんがお出迎え。
西光寺 寅薬師。京都十二薬師霊場のひとつ。
時の天皇の命を受けた弘法大師の作。完成の日が寅の日、寅の刻であったことから寅薬師と命名されました。
蛸薬師の伝説
その昔、若い僧侶が病気の母の「蛸が食べたい」というたっての願いを聞き、僧の禁を破って密かに蛸を買い求めました。しかしそれを見咎められ、一心に「薬師如来さま、この難をお救いください」と祈ると不思議なことに蛸は光を放ち "法華経八巻" に変化し、その威光に照らされた母の病もたちまち癒えていったといいます。以来、"蛸薬師さん" と親しみを込めて呼ばれるようになったとさ。
こちらは同行二人のタヌキさん。
御本尊は阿弥陀さま。その前には何故か興福寺の阿修羅さまのフィギュアが。
京極の観音菩薩、想いかなう大黒天、願いかなう三社稲荷など、狭いところに色々祀られています。
池には鯉。
夢かなう七福神。
鯉地蔵尊もありました。