京都最古の禅寺 建仁寺
京都最古の禅寺、臨済宗建仁寺派大本山建仁寺。鎌倉時代の建仁2年(1202)創建、開山は栄西禅師、開基は源頼家。
風神の緑色は文殊菩薩が乗る緑の獅子、雷神の白は普賢菩薩の乗る白い象を表し、真ん中の空間にはお釈迦様がいらっしゃる、知恵と慈悲と感謝の釈迦三尊を描いたものだそうです。
桃山時代の絵師海北友松の雲龍図を始め風神雷神図、花鳥図、竹林七賢図などの重要文化財が高精細デジタルで複製、常設で公開されています。本物ではないのですべて写真撮影O.K.！複製とはいえ撮影してもいいのはうれしい限り！ほとんどのお寺は庭はいいが堂内はN.G.だからね。
緩やかに波立つ方丈のお庭。
布袋さんがいらした。
洗面台には金魚が泳いでます。
〇△▢之庭。△（火を表す）側から撮ったので〇（波紋・水を表す）と▢（井戸・地を表す）だけだね。禅宗での宇宙の根源的形態を示し、四大思想（地水火風）を象徴したものといわれています。
法堂内部。明和2年(1765)上棟、仏殿兼用の拈華堂。須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者が祀られています。天井には平成14年(2002)創建800年を記念して小泉敦画伯筆の双龍図がダイナミックに描かれています。
大（おお）いなる哉（かな） 心（しん）や
ー 人の心は本来自由で大らかである ー
建仁寺開山 栄西禅師 興禅護国論の序 から。御朱印帳の最初の頁。
