飯田・元善光寺
豊橋から特急「ワイドビュー伊那路1号」でゴトゴトと山の中に入っていきます。車窓の右に左に天竜川が流れています。
飯田駅で乗り換えて元善光寺駅に着くころには、とうにお昼を回っていました。でも、駅前には何もないので、空腹を抱えて元善光寺に向かいます。
途中に古瀬平遺跡があります。弥生時代の住居跡、寺院跡、本田善光誕生の地など諸説あるようですね。
元善光寺の大きな看板。門前は車が渋滞していました。
本堂と回向柱。本堂右の赤い屋根は宝物館。
五色のひもがねじねじされて柱につながっています。
布引きの牛は小諸の話でしたね。
上、下、右は「もとぜんこうじ」になっていますが……。
お戒壇巡りは無料です。本当に真っ暗で、錠前がちゃがちゃできます。お戒壇から出ると、自然に宝物館につながっていて、善光寺縁起絵巻などを見ることができます。
さらに急な階段を登ると「西国霊場三十三札所お砂踏み会場」となっています。座敷の中ほどに売店があり、10円玉専門の両替の方がいます。「33か所でお賽銭をあげないといけないんですか?」、「いえ、お好きなように。最初と真ん中と最後だけという方もいらっしゃいますよ」といった会話が聞こえてきました。
お線香を買うと、おまけに「つもりちがい十ヶ条」がついてきます。
高いつもりで低いのが教養
低いつもりで高いのが気位
深いつもりで浅いのが知識
浅いつもりで深いのが欲望
厚いつもりで薄いのが人情
薄いつもりで厚いのが面の皮
強いつもりで弱いのが根性
弱いつもりで強いのが自我
多いつもりで少ないのが分別
少ないつもりで多いのが無駄
以上、つもりちがい十ヶ条
信州 元善光寺
うわあ、耳が痛い。
やっとお昼にありつけました。味噌田楽、五平餅、そしてなぜか野沢菜となすのおやき。おやきは北信の食べ物なんだけどなあ。
御開帳のビラ
元三大師