2014-01-01から1年間の記事一覧

湯島さんぽ地図

湯島さんぽ(3) 神田明神

江戸総鎮守の神田神社、通称神田明神にやってまいりました。 神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・築地魚市場など108か町会の総氏神です。 神田明神といえば…… 「銭形平次」ですよ。 ところが最近は…… アニメ「ラブライブ!」の聖地となって…

湯島さんぽ(2) 湯島聖天

天神坂を下りますと 小さな湯島聖天があります。元は湯島天神の中にあったお寺のようです。 湯島聖天 天台宗 心城院 当山はもと宝珠院弁財天と称され、湯島天満宮の境内にありました。湯島天満宮は菅原道真公を祭神としていますが、道真光はとくに聖天(大聖…

湯島さんぽ(1) 湯島天神

オフシーズンの湯島天神 参拝客は子連れが多かったです。 牛に乗る道真公 牛と梅が枝 だるまはお礼参り用 絵馬をかける厚みが他所とは違います。この頑丈なのがいくつも設置されており、さすが湯島天神さんです。 新しい牛さん 年季の入った牛さん 新派の碑…

大原さんぽ(3) 三千院

天台宗 京都大原三千院 堂内撮影禁止ですが、この斬新なポスターだけは紹介させてください。 シリーズ〈いまこそ対話の時代〉 不殺生戒…死ぬな殺すな 不妄語戒…騙すな欺くな 不偸盗戒…盗むな奪うな 不邪淫戒…乱すな弄ぶな 不飲酒戒…頼るな溺れるな お釈迦さ…

大原さんぽ(2) 寂光院

京都大原 寂光院 寂光院は、推古2年(594)、聖徳太子が御父用明天皇の菩提を弔うために建てた、たいへんに古いお寺です。 寂光院への道 絵馬は建礼門院とご本尊のお地蔵さん。 本堂に上がると、まずはご本尊の左手に結ばれた五色の紐をそっと持ってお参りして…

大原さんぽ(1) 古知谷の阿弥陀寺

京都からバスで1時間以上かかる大原まで来て、大雨になってしまいました。それにも怯まず、今回の目的地である2km先の古知谷まで来ましたが、阿弥陀寺の門が閉まっています。門の前にいた水道工事のおじさんたちが、「昼から店じまいだって言ってたよ」と教…

熊野神社

東大路通と丸太町通の角に熊野神社があります。 創建由緒 弘仁二年(811)修験道の始祖役小角(えんのおづぬ)の十世僧日圓が、国家護持のために紀州熊野大神を勧請したのに始まる。 寛治四年(1090)白河上皇の勅願により創立された聖護院は、当社を…

聖護院

聖護院門跡案内書より [1]開創 聖護院門跡の宗派は本山修験宗(山伏)であり、寛治4年(1090)に増誉大僧正(1032~1116)の開基になります。 修験道は今からおよそ1300年前、役行者神変大菩薩(えんのぎょうじゃじんべんだいぼさつ)(634~701)がお開…

天智天皇山科陵

本圀寺のすぐ下にある山科陵を突っ切れたら駅への近道なんですが、そんな道はありません。ずっと森を迂回しています。左は天智天皇陵、右はばせうです。 bananas もうすぐ5時だけど、門が開いているから入っちゃいます。 天智天皇山科陵 鳥居の前の広場には…

山科の本圀寺

京都山科の本圀寺を訪れました。京阪電鉄御陵(みささぎ)駅から住宅街の中の山道を登り、天智天皇陵の裏側の橋を渡ります。橋の下を流れるのは、琵琶湖から京都に水を運ぶ琵琶湖疏水です。もう拝観時間を過ぎているので、せめて庭だけでも入れないかと思い…

京の町角 ー鍾馗さん Shoki sanー

町家の屋根の小さな守護神「鍾馗さん-ショウキサン-」 京の町家の玄関口に近い屋根の上に飾られている像。中国古来の宗教である道教で信仰を集める道士の一人を象ったもの。唐の時代、楊貴妃の故事で有名な玄宗皇帝の夢に現れ、夢の中で帝を悩ませた小鬼を退…

入谷鬼子母神の朝顔市

毎年7月6、7、8日は、入谷の真源寺(鬼子母神)の朝顔市で、朝から大勢の人で賑わいます。言問通りをまっすぐ行くと浅草寺の裏に出て、隅田川を越えるとスカイツリーがあります。さんぽというよりウォーキングといった感じの距離ですね。ちなみに、9日、10日…

飯山戸狩のあじさい寺

今年も早、半分が過ぎ去ってしまった。気が付けば7月。 さて、紫陽花でも見に行こうか。確か飯山にあじさい寺があったはず。飯山市戸狩温泉スキー場の近くにありました。通称あじさい寺・「三嶋山 高源寺」。 「戸狩温泉 あじさい祭」開催中。スキー場のリフ…

築地本願寺

築地本願寺ははずせません。天竺様式で鉄筋コンクリート造りの本堂は1934年築だそうです。今日は何か法要でもあったのでしょうか、本堂の前にテントが建っています。 17時半まではいいですよというので、中に入ってみました。 浄土真宗らしいシンプルさ。 X …

築地の波除神社

築地市場にやってきました! ここから先は免許がないと入れない玄人さんのゾーン。 素人のお客さんは場外市場でお買い物をします。 ミクの痛車ハケーン。 通りのつきあたりに波除(なみよけ)神社があります。 昔、この辺りは海でした。明暦の大火(新橋の烏…

東新橋の日比谷神社

さて、赤坂から虎ノ門に行き、新しくできた環状2号線を通って築地に向かいます。 首都高速株式会社 この地図の汐留の上あたりが銀座で、その東が築地です。 虎の門病院の前の道が拡張され、延長されて、虎ノ門ヒルズが建ちました。ビルの下には築地虎ノ門ト…

永田町の日枝神社

赤坂の小高い丘に日枝神社はあります。 とても大きな狛犬さん。 ビル群の中で自己主張しています。 階段が左右にあり、左の稲荷道よりも右の参道のほうが緩やかかと思い、こちらを登っていきました。 あらあら、長い参道を上まで登りきってから、エスカレー…

入谷の鬼子母神

「入谷の鬼子母神」と呼ばれる真源寺です。鬼子母神は安産・子育(こやす)の神様です。「恐れ入谷の鬼子母神」というコピーは、江戸時代の武士であり、文人・狂歌師の大田南畝(蜀山人)作といいます。昼は真面目な公務員、夜は洒脱な人気者だったみたいで…

新橋の烏森神社

山手線新橋駅烏日比谷口を出るとSL広場です。新橋のサラリーマンがインタビューされる場所として有名ですね。 午後早めの人通りはこんなものです。 日本初の鉄道は、1872年10月14日(明治5年9月12日)、新橋駅 - 横浜駅(現・桜木町駅)間に開業しました。…

洛陽三十三観音巡礼 京都駅八条口方面 ㉑㉒㉕と丈六さん

お顔を拝むと、不思議なチカラを感じる理由。それが、京都のエナジー。 京都の町は縦横碁盤の目でわかりやすいというが、それは町中のこと。ここ泉涌寺・東福寺界隈は見事に入り乱れ、いったん路地に入ると方向さえも分からない。確かに私は方向音痴だが、東…

洛陽三十三観音巡礼 泉涌寺通 ⑱⑲⑳

「楊貴妃観音が見たい!」 ただそれだけで京都旅行に同行した。 19番、「今熊野観音寺」。西国三十三観音15番でもある。 信仰心ではなく、只、気まぐれに始めてしまった観音巡礼。2009年5月のことである。 気まぐれではないか。その前の年に信濃三十三観音巡…

洛陽三十三観音巡礼 寺町通 ②③④㉜

新京極の繁華街「誓願寺」 正確には寺町通から続く寺町新京極商店街の一角、二番の札所「浄土宗西山深草派総本山 誓願寺」。 顔出しパネルの裏側から見るとこんな感じ。クリスマス前のショッピングモールだよね。キラキラ星が輝いている。 ちょうど法話が終…

洛陽三十三観音巡礼 今出川通 ㉙㉚㉛㉝

㉛ 「朝日山 東向観音寺」 そう此処は、菅原道真公を祀る北野天満宮。この天満宮の境内に札所のお寺があるのです。 三十一番の札所「真言宗泉涌寺派準別格本山 朝日山 北野東向観音寺」。 「天満宮御本地佛」「十一面観世音菩薩」「白衣観世音菩薩」「岩雲辨…

5月15日は 「葵祭」の日です。

どうも京都の人は自分の住んでいる地域限定のことしか興味がないみたい。「明日(今日)は何処へ行かれるんですか?」の問いに「葵祭です」と答えると「あぁ、明日(今日)でしたっけ?」とのそっけない返事。そりゃ、京都にはお祭りが色々あるだろうけど「…

紫式部と角大師の 「廬山寺」

紫式部と角大師にどのような共通点があるのか。 天台系圓浄宗の大本山 「廬山寺」 正しくは「廬山天台講寺」 比叡山第十八世座主元三大師良源(慈恵大師)によって天慶年間(938)に京都の北、船岡山南麓に開いた「興願金剛院」に始まる。一方寛元3年(1245…

京の宿坊に泊まる 「妙連寺」

本日のお宿は今出川通りから北に少し入った所にある「妙蓮寺」さん。今時珍しく浴場の設備はなく、近くの銭湯にお行きなさいという宿坊。銭湯代込みで三千八百円也。 玄関を入ると立派な梁のある天井を思わず見上げてしまう。 これは立派です。しかもこの土…

今出川堀川 「清明神社」

あの、「陰陽師・安倍清明」を祀る「清明神社」。 20年ほど前に映画化され、ちょっとした清明ブームが起こった。漫画化もされている。 「安倍清明(あべのせいめい ( 921-1005)」 清明公は孝元帝の御後胤で、幼時より御聡明で陰陽道を極められ、長じて陰…

槇尾山 「西明寺」

高尾山神護寺から清滝川沿いに歩いて20分。「槇尾山 西明寺」。 「西明寺縁起」 槇尾山 と号する真言宗大覚寺派の準別格本山。「高雄(尾)山 神護寺」「栂尾山 高山寺」とともに三尾の名刹の一つである。 天長年間(824-834)に弘法大師の高弟「智泉大徳(…

高尾山 「神護寺」

福王子から高尾行のバスに乗る。市バスは1時間に1本、JRバスは1時間に2本運行されている。神護寺の五大虚空蔵菩薩に逢いに行くんだ! バスを降りるとすぐに参道入口、だが、これがまた大変。山間にあるので種類の違う石段を登ったり下ったり。清滝川に架かる…